襖張替えに必要な道具
襖張替えに必要な道具は主に、張替え用の襖紙とバール(またはマイナスドライバー)と金づち、マスキングテープやアイロンにカッターナイフ、定規や襖紙用のりとそれを入れる容器に刷毛の10個です。
張替用の襖紙は様々なデザインのものがあるので、好みやサイズに合ったものを用意します。バールは引き手や木枠を取り外すために使い、マイナスドライバーでも代用できます。左右の木枠がスライド式の場合は、金づちを使って外します。マスキングテープは、のりが付着するのを防ぐために役立ちます。アイロンは、アイロンを使って張るタイプのものの時に使用します。カッターナイフは、張替えた後で引手に合わせて襖紙に切り込みを入れる時に使います。また、張り終えた後に余った部分を切り落とす時に定規と使うことで、真っ直ぐ綺麗に整えることが出来ます。専用のりとそれをいれる容器と刷毛は、のりで張り付けるタイプのものを使用する時に必要となります。
このように、襖張替えは10個の道具があれば出来ます。
自分で行う場合必要な道具一式
自宅に和室がある場合、定期的に襖張替えを行わないと変色や破れなどを放置してしまうことになります。一般的に襖張替えというと面倒で技術が必要なので、専門業者に依頼をして張替えをお願いする必要があるとイメージしている方は多いですが、初心者でも道具一式を用意すれば簡単に行うことが可能です。
襖張替えに必要となる道具一式とは、インテリアバールもしくはペンチ、マイナスドライバーとマスキングテープ、スチームアイロンにカッターナイフ、定規に襖紙、刷毛の7つがあれば行うことが可能です。このインテリアバルとは引手に打ち付けてある釘を外す際に必要となる道具であり、もし手持ちのペンチやマイナスドライバーがある場合には代用することが出来ます。
そして張替えのさいに襖の枠が汚れるのを防ぐのがマスキングテープの役割で、スチームアイロンはアイロン張りタイプのふすま紙を使用する際に便利です。おもすぎたり大きすぎると作業がしにくいので、自分が扱いやすいアイロンを使用することが大切です。そしてふすま紙を切る際に便利なカッターナイフは、出来るだけ長い定規と一緒に使用すると便利です。そして再湿のりタイプのふすま紙を使用する際には、刷毛は必ず用意するようにしましょう。